イサムノグチ庭園美術館


おーもしろかったー!妄想大爆発(いりません)

去年かな?木場の東京都現代美術館でやってたイサムノグチ展を見に行って、そういえば香川に行ってもここには行ってなかったなぁとうっすら脳裏に残ってまして、今回は絶対コースに入れようともくろんでました。ここは行く前にちゃんとハガキで予約が必要なのです。今までのきままなうどん部活動がキュッとしまる一瞬。そんなことでもないとだらだらうどん食いつつ、アイス食って、コーヒー呑んでますからね。
さて、そんなイサムノグチ庭園美術館。ここは生前イサムノグチ氏が制作しつつ、1年のうち何ヶ月か住んではった家。どの作品をどこに置くかキチンと指示して亡くなったそうです。そんなわけでいいバランスで並んでいるアトリエを最初に散策。でっかい石の彫刻を作るというのはどんな気分なんでしょうね?自分がもし、、、と考えるとかなり哲学的になってしまいそう。削り間違ったら一瞬でおじゃんですよ。緻密に考えていたのか、それともその表情をいろいろと楽しんでおられたのか。石との対話、というのは意外に楽しかったんじゃないかな、と想像しました。まぁそんな真面目モードもそう長くは続かないので、作品のひとつひとつを見て、「なんの食べ物に見えるか?」ということをひとつひとつ話し合う私たち。ひどい(笑)
そのあと、イサムノグチ氏のおうちと、その近くの山の上に作られた庭園を散策。すっごい眺望だよ。あとお花見ができる石舞台とか。こんなステキな裏山があったら創作意欲もバンバン湧くっちゅーねん!と凡人はうらやむのでした。そしてもしお金持ちになったら「この石の彫刻1つもらおうか。ここに置いておいてかまわないよ、もちろん。そのかわりいつでも見に来ていいかね。」などと言ってーいつもここに来てーと妄想しました。
あと、きっとイサムノグチはんは近所の小学生にはキテレツなおっさんとして認識されていたんだろうなぁーと。芸術家はいつだって山の上に住んでいて、キテレツで、刺激的で、仙人なんだろう。きっとそうだろう。そしてそこにはさびしかったり、あたたかかったりする物語があるんだろう。